保育園見学の準備、電話の仕方と服装。時期や時間はいつ?

保育園の見学を希望する場合、まず何から始めるかと言えば、見学の予約です。
予約の方法は電話が一般的ですが、何を話せばわからなくて緊張してしまったり、そもそも見学の時期っていつなのかよくわからない、とお悩みではありませんか?
保育園側でも見学に来た保護者と子どもさんの印象などの記録は残しますし、失礼があっては何かと心配ですよね。

そこで、このサイトでは電話のかけ方見学の時期や時間帯見学当日までに準備しておくことなどを紹介していきたいと思います。

電話のかけ方

相手がだれであっても電話をかけるタイミングって難しいですよね。せっかく電話を掛けたのに担当者不在で対応してもらえない、なんてこともよくある話です。
ここでは、電話のタイミングや注意事項を紹介します。

電話をかけるタイミング

保育園に電話をかけるなら、平日のお昼寝の時間帯(13時頃~14時半頃)がベストです。
この時間帯は子どもたちも落ち着いていて、職員の方に一番対応してもらえやすい時間帯です。
土曜日は職員の態勢にバラつきがあって、担当者が不在の場合が多いので無駄足になる可能性があります。

見学希望日を事前に検討しておこう

都合の悪い日や希望の日があるならそれを保育園に伝えましょう。保育園側もある程度の融通は聞いてくれますよ。
ただし、保育園のイベントや見学日の設定の都合上、保育園に指定される場合もあります。その場合はできる限り都合をつけるように配慮しましょう。

メモの準備を

見学日時持っていくもの見学時の注意事項を聞き取ったら、メモに取りましょう。
見学の日時を間違ったり、見学時のルールを無視した行動をとってしまうと印象を悪くしてしまいます。簡単にできることはやっておいて損はないですね。

やりとりの具体例

よくある電話のやりとりを紹介しておきますね。

「はい、○○園の○○です。」
見学者「お忙しいところ失礼します。○○園への入園を検討している○○と申します。施設の見学を希望しているのですが、見学は可能でしょうか。」
「大丈夫ですよ。見学はいつ頃をご希望ですか。」
見学者「○月からの入園を希望しているので、一番近い日で見学できれば助かります。」
「では、来週の火曜日の午前10時ではいかがでしょうか。」
見学者「来週の火曜日の午前10時ですね。わかりました。大丈夫です。」
「見学に当たって、お子様の生年月日を教えていただけますか。」
見学者「○○年○月○日生まれの○歳です。」
「ありがとうございます。あと、見学者の方にお渡しする書類がありますので、当日は手提げカバンがあったほうがいいですね。」
見学者「わかりました。それでは、来週火曜日の午前10時にお伺いさせていただきます。ありがとうございました。当日はどうぞよろしくお願いいたします。」
「こちらこそ。お待ちしております。」

このくらいの会話で終わるのが一般的です。
あまり構えずに気軽に電話してみるのが一番です!

電話で確認しておきたいこと

見学当日に備えて、予約のときに聞いておけることがあれば、事前に確認しておけば当日慌てないですみますよね。

定員に空きはある状況ですか?

・4月一斉入園の場合
見学予約のときの定員状況は来年4月の空き状況と必ずしも一致しないかもしれませんが、園の定員状況の傾向として情報収集しておきましょう。

・年度途中入園の場合
定員に空きがあれば、条件次第ですぐに入園できる可能性があるので、見学は必ず行くべきでしょう。
ところが、すでに定員に達している場合であれば、見学に行ったからといって、希望時期の入園が可能とは限りません。
希望時期に入園できないのであれば、優先順位を下げて他の園から見学していくのも効率的でしょう。

同行者がいても大丈夫ですか?

初めての施設見学で緊張するし何を聞いたらいいかわからないから、できれば母親やママ友と一緒に行きたい、なんて人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときは必ず事前に保育園に確認しておきましょう。事前連絡なしに同行者を連れて行くことで印象を悪くしてしまったり、そもそも同行者は見学不可の園もあるかもしれません。
お互いが気分を悪くしないように、あらかじめ電話で聞いておけば安心ですよね。

車や自転車、ベビーカーで行っても大丈夫ですか?

保育園によっては駐車場や駐輪場がない場合や利用台数が限られている場合があります。車や自転車で行きたい場合は事前に確認しておきましょう。
ベビーカーはどこの園でも大丈夫です。ただし、マナーとして見学中は折り畳んで邪魔にならないように気を配りましょう。

見学の時期と時間帯

保育園見学の時期って、そもそもいつ頃が最適なんでしょうか。
いつでも大丈夫と余裕に構えていて、重い腰を上げて予約の電話をしてみたら、見学日が1カ月先になってしまった、なんてことになったら目も当てられませんね。
そうならないためにも、見学の時期や時間帯などについての情報をしっかり頭に入れておきましょう!

見学はいつから可能?

保育園の見学はいつでも可能な園が多いです(ただし、保育園が忙しい時期は避けた方が無難でしょう。)。
ですので、4月一斉入園の申込みに合わせるなら8月から9月ころに、年度途中入園なら入園の1、2か月前がよいでしょう。

避けるべき見学時期とは?

保育園が忙しい時期は3月と4月です。この頃は新卒園児の対応で保育園はとても忙しい時期です。また、職員の入退職や担任交替の時期でもあるので、見学は遠慮するようにしましょう。また、GW明けも園児たちが不安定なころなので見学は遠慮しましょう。
このほかに長期休暇となる時期(お盆や年末年始など)は園児の数が少なく、通常の保育が行われていない場合もあるので避けましょう。

見学の時間帯は?

見学の時間帯は、保育園によっては決まっている場合もあります。決まっている場合は保育園の指定に従いましょう。
逆に決まっていない場合は、いつ頃見学したいかを聞かれることがあるので、次の時間帯がおススメです。
①9時半~10時
この時間帯は朝の送迎がひと段落して落ち着いているころでもあり、設定遊びやカリキュラムが行われていることが多いです。
普段の保育の様子や保育士・園児の表情もよくわかると思うのでおススメです。
②13時~14時
この時間帯は通常「午睡」と呼ばれるお昼寝タイムです。
実は保育園の死亡事故のうち8割弱が睡眠中に起きているとされています。午睡時に子どもたちがどのようにお昼寝をしていて、先生たちがどのような態勢で様子を見守っているかなどを見ることができる機会でもあり、おススメです。ただし、子どもたちの活動がない時間なので、保育士と園児とのやりとりや様子がわからないというデメリットはあります。

土曜日でもOK?

土曜日でも見学を受け付けている園はありますが、担当者が不在であったり、園児が少なく通常の保育が行われていないため、カリキュラムが行われていなかったり、普段どおりの保育の様子をみることができない可能性があります。
可能な限り、平日に見学するようにしましょう

見学当日までの準備

見学の予約がとれたらまずは一安心ですが、見学当日までに漫然と過ごしてしまうと、いざ見学となったときに慌ててしまいます。
そこで、ここでは当日までにできる準備をいくつか紹介しておきます。

服装はカジュアルでOK?

素朴な疑問ですが、自分の子どもを入園させることを考えると、スーツやキレイ目のファッションで見学に行った方がいいのではと考えられる方もいらっしゃるかと思います。
結論を先に言えば、どこの保育園であっても「清潔感」があって「カジュアル」な服装で大丈夫です。
といっても、最低限のマナーだけは守っておきたいところです。以下に注意点を紹介しておきます。
【注意点】
・露出度の高い服装は避ける。
・素足は避ける(ストッキング又は靴下を着用する)。
・奇抜なファッションは避ける。
・香水のつけ過ぎは控える。
・化粧は薄目が望ましい。

当日の持ち物は?

保育園から指定された持ち物は忘れないようにしましょう。
その他に見学中にあったら使える持ち物でおススメなものを紹介します。
【当日の持ち物】
①カバン
②筆記用具
③メモ帳
④チェックシート
⑤スリッパ
⑥だっこ紐・おもちゃ・オムツ・おしり拭き・着替え(子どもを連れて行くとき) ※お菓子の持参は保育園でのアレルギー対策の関係上、遠慮しましょう。

⇒④のチェックシートは別の記事で紹介しますね!

まとめ

保育園の見学準備について、見学予約の電話のかけ方、見学の時期、見学時の服装などについて紹介させていただきました。
見学予約の電話は難しい内容ではなかったですね。自分の子どもを入園させたい気持ちもあって緊張や不安が込み上げてくるかもしれませんが、あまり構えずにいつもの自分を出していけば大丈夫です。ただし、相手の時間を割いて見学の対応をお願いするのですから、誠実かつ丁寧な対応を心掛けましょう。
また、見学の時期は、お互いの印象を大切にするためにも、保育園の忙しい時期や普段の保育が難しい時間帯などは避けるように配慮しましょう。
あとは見学当日までに持ち物を用意しておけば準備万全ですね。

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