保育の質向上へ:夏ならではの遊びを子どもたちが安全に楽しむために

7月5日(土)の職員会議では、統括園長より「プール・水遊びマニュアル」の読み合わせを行い、水遊び前に活用するチェックリストについても確認しました。子どもたちが夏の活動を安全に楽しめるよう、全園で体制の整備と意識の共有を進めています。また、各園からの月次報告をもとに、保育内容や安全面に関する現状の確認と、今後に向けた改善点の共有も行いました。

統括園長

・プール・水遊びマニュアルについて
職員間で「水遊び安全マニュアル」の読み合わせを実施し、気温や暑さ指数(WBGT)による実施判断の基準、監視体制の取り方、緊急時の対応方法など、水遊びを安全に行うためのルールを改めて確認・共有しました。特に以下の点について重点的に意識合わせを行いました。

 1.気温26℃未満・WBGTが28℃未満で実施可能、28℃以上は警戒しつつ短時間に、31℃以上は中止とする
 2.監視担当者は必ず1名以上配置し、子どもから目を離さず監視に専念する
 3.活動前後の体調確認(発熱・咳・ぐったり感など)や、活動中の異変への対応方法

今後も、マニュアルに基づいた安全管理を徹底し、子どもたちが安心して水遊びを楽しめる環境づくりに、職員全員で取り組んでまいります。

・法人月次報告
園児や職員の在籍状況、保育・安全体制の充実度、ホームページやSNSを通じた情報発信の取り組みなど、各園の現状について共有を行い、より良い園運営に向けた理解を深めました。

園長

各園での独自保育行事の報告がされました。

■ゆいぴよ園

・シフォン布遊び:シフォン布を使って「なりきり変身ごっこ」や「いないいないばあ」などの遊びを楽しみました。
・ピザトッピング:餃子の皮をピザ生地に見立てて、さまざまな具材をトッピングし、オリジナルピザ作りに挑戦しました。
・モンテッソーリのお仕事:ちぎり遊びやシール貼り、マカロニを使った感触遊び、洗濯物干しなど、指先を使った活動に取り組みました。器用さや集中力を育むことを目的に、これらの活動の機会を増やしています。

■ゆい保育園

・ピザトッピング:画用紙を使ったピザ作りごっこを楽しんだあと、実際にピーマンやコーンをのせてピザのトッピングに挑戦しました。
・七夕:園児と保護者の皆さまにお願いごとを短冊に書いていただき、玄関に飾りました。色とりどりの短冊が風に揺れ、季節の雰囲気を感じることができました。
・楽器あそび:鈴やタンブリン、カスタネットなど、いろいろな楽器の音を楽しみました。七夕の日には「たなばたさま」の歌に合わせて演奏をし、季節の行事に触れる良い機会となりました。

■クレア保育園

・雨降り散歩:雨の日に水たまりに入ったり跳ねたりして、ふだんできない遊びを思いきり楽しみました。
・ワークスさんにお礼:改修工事をしてくださったワークスさんに、子どもたちみんなで感謝の気持ちを伝えました。
・ピザトッピング:小麦粉粘土でピザ作りの練習をしてから、自分たちで実際にピザのトッピングを体験しました。いつもよりよく食べ、「食べること」の楽しさを感じることができました。
・ハンバーガー作り:パンにハンバーグをはさんで楽しむ子もいれば、具材を別々に楽しむ子もいて、それぞれの個性がよく表れていました。
・フォトブース:あじさいをモチーフにしたフォトブースを設け、保護者の方や見学者の方に親子での撮影を楽しんでいただきました。

ゆいぴよ園

・各担当による業務報告と行事予定(七夕まつり、水遊び・シャワー等)の確認および打ち合わせ
・保育体験会、入園説明会に向けた準備についての共有および確認
・救命講習と事故対応時に向けたマニュアル確認とシミュレーションの実施
・給食形態の移行と食育イベントの共有および確認
・ヒヤリハットの報告と対策の共有
・業務ルールと各種マニュアルの読み合わせと確認および見直し
・月報とASANAを活用した1on1面談および人事評価制度研修の実施

今月は、次回の行事に向けて体制を整えながら、園内での安全確認や準備を進めました。また、職員対象の救命講習や事故対応時のシミュレーションも実施し、緊急時に備えた対応力の向上を図っています。今後も、安全で丁寧な関わりを大切にし、保護者の皆さまに「この園に預けてよかった」と感じていただける園づくりを目指してまいります。

ゆい保育園

・各担当による業務報告と業務ルールの確認および見直し
・今月の行事予定(七夕まつり、水遊び・シャワー、避難訓練)の確認および打ち合わせ
・訓練用AEDと心肺蘇生訓練用人形を使った救命講習の実施
・感染症について、予防と対応の共有
・給食形態の移行と食育イベントの共有および確認
・ヒヤリハットの報告と対策の共有
・月報とASANAを活用した1on1面談および人事評価制度研修の実施

今月は、看護師による救命講習を実施し、緊急時の対応やAEDの使用方法について、訓練用AEDと心肺蘇生訓練用人形を用いた実践を行いました。いざというときに迅速かつ適切な対応ができるよう、職員一人ひとりが真剣に取り組み、安全管理への意識を高める良い機会となりました。今後も、子どもたちが安心して過ごせる園づくりのために、日々の備えと学びを大切にしてまいります。

クレア保育園

・各担当による業務ルールの読み合わせおよび見直し
・ヒヤリハットの報告と対策の共有
・園の独自ルールの読み合わせと見直し
・行事(ワークショップ、8月の夏祭りなど)の準備と打ち合わせ
・月報とASANAを活用した1on1面談および人事評価制度研修の実施
・水遊びでの人員配置と準備、流れを再確認し共有
・避難訓練の確認および打ち合わせ
・保育室の配置、使用方法を話し合い共有
・人権セルフチェックを実施後の振り返りと共有

今月は、新入園児の受け入れが進む中で、改めて保育士としての基本姿勢や関わり方について、職員間でルールを話し合い、共通理解を深めました。今後も子どもたちが安心して過ごせる環境づくりを目指して、保育の質の向上に努めてまいります。