2025年11月 ゆいぴよ園だより

2歳児のお友だちみんなで、天王寺動物園へ遠足に出かけました。さまざまな動物を観察したり、記念に集合写真を撮ったりしながら、たくさんの笑顔あふれる時間を過ごしましたよ。
保護者の皆さまには、おにぎりのご準備など、ご協力いただきありがとうございました。
11月の行事予定
20日 地震避難訓練
園外保育中の緊急地震速報の対応に加え、津波警報発令も想定した訓練を行います。
20日 身体測定
25日 お誕生日会
保健だより
感染性胃腸炎に気をつけましょう
朝晩の冷え込みが強くなり、空気も乾燥してくるこの時期は、感染性胃腸炎が流行しやすくなります。
保育園でも、少しの油断であっという間に広がることがあります。ご家庭でも、予防と早めの対応を心がけましょう。
■感染性胃腸炎とは
ウイルス(主にノロウイルスやロタウイルス)などが原因で起こる病気です。
突然の吐き気・おう吐・下痢・発熱などの症状が見られ、乳幼児は脱水になりやすいため注意が必要です。
■家庭でできる予防のポイント
・手洗いをしっかりと!
食事の前やトイレの後、帰宅時は石けんで「指の間・手首・爪の先」まで丁寧に洗いましょう。アルコール消毒よりも「流水と石けん」での手洗いが効果的です。
・調理時は清潔に
食材はしっかり加熱し、包丁やまな板は使うたびに洗い、熱湯消毒をしましょう。
・タオルの共有は避ける
家族で同じタオルを使うと感染が広がりやすくなります。個別のタオルを使いましょう。
・便や吐物の処理に注意
使い捨ての手袋やマスクを着けて処理し、使用後は塩素系漂白剤で消毒しましょう。処理後は必ず手洗いを忘れずに!
■症状が出たときの家庭での対応
感染性胃腸炎にかかったときは、脱水にならないよう、こまめな水分補給を心がけましょう。
吐き気があるときは、無理に食べさせず、症状が落ち着いてから少しずつ食事を再開するのが安心です。
嘔吐や下痢が続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
■まとめ
感染性胃腸炎は、日頃のちょっとした予防と早めの対応で防ぐことができます。
ご家庭でも「手洗い・清潔・十分な休養」を心がけ、みんなで元気に冬を迎えましょう!
食育だより
家族で味わう、「和食」の魅力
11月24日は「和食の日」。
【いい(11)に(2)ほんし(4)ょく】の語呂にちなんで、日本の伝統的な和食文化の大切さを見直し、認識を深める日です。私たちの暮らしに身近な“和食”には、健康だけでなく、季節の恵みを感じたり、家族との時間を大切にできたりする魅力がたくさん詰まっています。
■「和食」の魅力ってなに?
・栄養バランスがとれやすい
和食は「ごはん+汁物+主菜+副菜」という基本の組み合わせ。主食・主菜・副菜がそろいやすく、自然と栄養バランスの良い食事になります。
・だしのうま味で減塩に
昆布やかつお節などから取る「だし」は、うま味が豊かで、調味料を控えても満足感のある味に。減塩にもつながります。
・季節の食材を楽しめる
和食は旬の野菜や魚を使うことが多く、その季節に合った栄養を自然にとることができます。旬の食材は味も栄養も◎。
・発酵食品が豊富
納豆、味噌、醤油、漬物など、和食には発酵食品が多く、腸内環境を整えたり、免疫力を高めたりと健康面でも注目されています。
■ご家庭でも、取り入れられる和食
・味噌汁
野菜、豆腐、きのこなどを入れて、具だくさんで栄養たっぷりに。
・煮物
大根、人参、じゃがいも、鶏肉、厚揚げなど、だしのうま味で薄味でも美味しく、作り置きにも◎。
・焼き魚
塩さばや焼き鮭など、シンプルな焼き魚は食べやすく、子どもたちにも大人気。
・おにぎり
いろいろな具材を混ぜ込めば、いろんな味や栄養を少しずつ摂ることができます。
■まとめ
和食は、毎日でなくても「ちょっと取り入れてみる」だけで、子どもたちの健やかな成長や食習慣づくりを支えてくれる、心強い味方です。忙しい日でも「お味噌汁を一品」など、できることから少しずつ取り入れてみましょう。栄養はもちろん、家族で食卓を囲むあたたかさや、季節の恵みを感じられる和食の良さを、ぜひご家庭でも楽しんでくださいね。
お家の方へのお願い
欠席・遅刻・お迎えが遅れる際のご連絡について
登園に関わるご連絡は、欠席・遅刻・お迎えの遅れに関わらず、必ず事前にお知らせくださいますようお願いいたします。
■病欠の場合
体調不良による欠席の際は、できるだけ具体的な症状をお知らせください。
例:「38.6℃の発熱があり、鼻水と咳が出ています」「熱はありませんが、下痢と嘔吐があります」など。
■感染症が疑われる場合・診断された場合
感染症の流行状況を把握するため、医師の診断を受けた場合は、診断名や具体的な症状をあわせてお知らせください。
例:「インフルエンザA型と診断されました」「手足口病でした」など。
ご連絡は、コドモンまたはお電話、どちらでも構いません。
子どもたちが安心して過ごせる環境づくりのため、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
ゆいぴよ園教育カリキュラム
モンテッソーリ教育のお仕事

紙を線に沿って切ることで、指先の力や動きを意識的に使う経験を重ねます。一回切り、連続切りなど、子ども一人ひとりの成長に合わせて紙の大きさや形を調整していきます。切る動作を通して、目と手の協応や集中力を養いながら、達成感も味わうことができます。

はさみの輪に指を通し、もう一方の手で紙を持って切っていきます。「チョキン、チョキン」とリズムよく切るたびに、「できた!」と嬉しそうな表情を見せていましたよ。
創造(造形)
10月は「ガイコツのデカルコマニー」の制作を行いました。好きな色の絵の具を選び、スタンプを押したり、色を重ねたり、垂らしたりしながら、絵の具遊びを楽しみました。画用紙をそーっと広げると、左右対称に広がった絵が出来上がり、にっこりと喜んだ表情を見せてくれました。
11月は「ねないこだれだのフィンガーペインティング」の制作を行います。黒い画用紙に白い絵の具を手で塗り広げて、目と口を貼ります。子どもたちにも大人気の絵本なので、絵本のセリフも楽しみながら取り組めたらと思います。
読み(絵本)
今月のおススメの絵本(紙芝居)を紹介します。
気になる絵本があったら、是非書店に足を運んでご覧になってください☆
パンでできた帽子、エスカレーターつきのすべり台、いろんな果物がいっぺんにとれる木、ゆで卵を産んでくれるにわとりなど…。女の子が発想する、「ありそうでなさそう」「思いつきそうで思いつかない」ものが楽しいお話です。

秋はおいもが美味しい季節ですね。おいもさんは土の中で暮らしていますが、みんなと同じようにご飯を食べたり、トイレに行ったり、トレーニングをしたりしています。それは何のためでしょう?おいもさんの生活を想像するのが楽しい一冊です。

英語
10月は「The Family Madrigal(From Encanto)」と「The Gigantic Turnip(大きなかぶ)」を見ました。
「The Family Madrigal(From Encanto)」は、2歳児のお友だちが特にお気に入りの様子で、とても集中して見てくれていましたよ。
クッキーモンスターのクッキー缶が空っぽに!「誰がとったの?」と楽しいリズムに乗って歌いながら、クッキーを誰がとったのか探します♪
指を一本ずつ指さしながら「Here I am, Here I am」と繰り返し歌い、英語のリズムや音に親しんでいきます。出てくる色にも注目しながら、笑顔いっぱいの時間を過ごしていきたいと思います。
音楽(うた)
10月の歌は「おばけなんてないさ」と「どんぐりころころ」でした。
「おばけなんてないさ」は、おばけのマネをしながら手を揺らして歌いました。歌ううちに「あっ、おばけ!」と笑う姿も見られ、怖いおばけが楽しい存在に変わっていったようです。
「どんぐりころころ」は、覚えた歌を歌いながら、土手や公園でどんぐり拾いを楽しみました。「どじょう」のポーズや真似をする姿がとても可愛かったです。
手遊び「いっぴきおばけ」は、手・足・頭を揺らしておばけが1匹ずつ増えていく遊び。イスに座って動かすのは難しい中、一生懸命な姿が印象的でした。
「ドコノコノキノコ」
森のきのこが呪文をかけると空に飛んでいき、次は海に落ちてクラゲになるという、ストーリー性のある歌です。いろいろな呪文が出てきて唱えたり、歌が速くなったりと、変化を楽しみながら歌おうと思います。
「たき火」
寒い季節に落ち葉を集めて、みんなで焚き火をする情景が描かれた歌です。冬に咲く花「さざんか」、「しもやけ」、「北風」など、冬ならではの言葉がたくさん出てきます。「あたろうか、あたろうよ」と、みんなで暖をとる優しさが伝わるように歌おうと思います。
「やきいもグーチーパー」
この手遊びは、やきいもをするときのお腹が鳴る様子を「グー」、やきいもが熱くてアチアチな様子を「チョキ」、食べたらなくなる様子を「パー」と、じゃんけんのポーズでやきいもの様子を表現する遊びです。まだじゃんけんのルールがわからない子もいますが、最後は好きなポーズをして楽しもうと思います!

