2026年1月 クレア保育園だより
子どもたちも楽しみにしていたクリスマス会では、サンタさんからの贈りものに思わず表情がほころび、園内は自然と笑顔に包まれていました。サンタさんとの交流や写真撮影も楽しみ、子どもたちにとって思い出深いクリスマスになったようです。
本年も、クレア保育園の保育活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。来年も、子どもたちが笑顔あふれる健やかな毎日を過ごせるよう、職員一同見守ってまいります。どうぞ良い新年をお迎えください。
１月の行事予定
１５日 地震避難訓練
午睡中の地震を想定した緊急地震速報への対応に加え、津波警報の発令を想定した避難訓練を実施します。
２０日 身体測定
２３日 お誕生日会
保健だより
毎日の手洗いで守ろう！冬の健康習慣
寒さが増し、体調を崩しやすい季節となりました。
園では、外遊びの後や食事の前など、日々の生活の中で手洗いを大切にしています。子どもたちも少しずつ慣れ、自分で洗おうとする姿が見られるようになってきました。感染症予防には、毎日の手洗いを無理なく続けることが大切です。
今回は、ご家庭でも取り入れやすい手洗いのポイントと、続けるための工夫をご紹介します。
■手洗いの方法
手洗いは、８つのステップで覚えられます。
１．流水でよく手を濡らし、石けんをつけて手のひらをこする
２．手の甲を伸ばすようにこする
３．指先や爪の間を念入りにこする
４．指の間を洗う
５．親指と手のひらをねじるように洗う
６．手首も忘れずに洗う
７．手全体をしっかり流す
８．タオルやペーパータオルでよく拭く
上記の流れを、子どもにも分かりやすく紹介している動画です。
ご家庭での練習にぜひご活用ください。
♪子どもでも簡単に手洗いが出来る動画♪
■手洗いを習慣づけるための工夫
・遊んだ後、ごはんの前、トイレの後など、手洗いのタイミングを決める
・「一緒に洗おうね」と声をかけ、親子で楽しく行う
・できたときは「上手だね」「きれいになったね」としっかり褒める
成功体験を重ねることで、手洗いが自然な習慣になっていきます。
■まとめ
感染症予防の基本は、毎日の手洗いです。
ご家庭でも園と同じように、手洗いの時間を大切にしながら、元気に冬を過ごしていきましょう。
食育だより
受け継がれてきた、日本の伝統食
早いもので、今年も残りわずかとなりました。年末年始は、いつもより家族で過ごす時間が増え、日本ならではの行事や食文化に触れる機会も多くなります。
１月は、お正月をはじめとした日本の伝統食に親しむのにぴったりの季節です。食事を通して、季節や文化を感じるひとときを楽しんでみましょう。
■１月に親しみたい日本の伝統食
・おせち料理
お正月に食べるおせち料理には、一つひとつに意味や願いが込められています。
黒豆には「元気に過ごせますように」、栗きんとんには「豊かな一年になりますように」など、家族の健康や幸せを願う気持ちが伝えられてきました。
・お雑煮
地域や家庭によって具材や味付けが違うのも、日本の伝統食ならでは。「おうちの味」を家族で一緒に味わう時間も、大切な食の思い出になります。
・七草がゆ（１月７日）
お正月のごちそうで疲れた胃腸を休め、無病息災を願って食べられてきた行事食です。やさしい味わいで、体をいたわる意味があります。
■ご家庭で楽しむ、伝統食のひと工夫
・「これはお正月に食べるごはんだね」と、いつもと違う特別感を伝えてみましょう
・お雑煮や七草がゆなど、家族で一緒に味わうのもおすすめです
・黒豆や七草など一品だけ取り入れるだけで、立派な伝統食体験になります
「今日はどんな日かな？」と話しながら食べる時間が、
子どもたちにとって季節や日本の文化にふれる、楽しい思い出につながります。
■まとめ
日本の伝統食には、家族の健康や幸せを願う、昔からの知恵や想いが込められています。
特別なことをしなくても、行事を少し意識して食卓を囲むだけで、子どもたちの心に残る食の経験になります。
新しい一年も、ご家庭なりの形で日本の伝統食を楽しみながら、元気に過ごしていきましょう。
お家の方へのお願い
持ち物の記名について
すべての持ち物にお子様の名前をご記入ください。新しい衣類の記名漏れや、お洗濯による記名の薄れが見られることがありますので、定期的にご確認をお願いいたします。
クレア保育園教育カリキュラム
モンテッソーリ教育のお仕事
グー・パー・チョップの３種類のポーズを、保育者の声に合わせて素早くシートの絵の上で決める遊びです。耳で聞き、目で確認し、手を動かすという一連の動作で成り立っており、楽しみながら体のさまざまな部分を刺激しています。
集中して、保育者の掛け声に耳を傾けながら取り組んでいました。「チョップ！」と声に出してポーズを決めると、思わず笑顔になる姿も見られました。慣れてきたら、「パーとグー」など２つの組み合わせにも挑戦してみたいと思います。
創造（造形）
１２月は「リース作り」の制作に取り組みました。２歳児さんは、のりを使ってリボンや鈴を付け、お花紙で模様をつけました。１歳児さん・０歳児さんは、ちぎり紙を使って模様をつけました。可愛いリースが出来上がり、これでサンタさんも迷わず来てくれそうですね。
１月は、節分に向けて「鬼のお面」の制作を行います。どんなお面ができるのか、楽しみですね。
読み（絵本）
今月のおススメの絵本（紙芝居）を紹介します。
気になる絵本があったら、是非書店に足を運んでご覧になってください☆
おしくらまんじゅうが好きな子や、かがくいひろしさんの作品が好きな方におすすめの一冊です。やさしいタッチの絵から、おもちのやわらかさが伝わってきて、読んでいるだけでほっとします。いろいろなものとおしくらまんじゅうをする発想も楽しく、食育にもつながります。思わず親子で「おしくらまんじゅう」をしたくなる、温かい絵本です。
作者の「赤ちゃんが泣きやんで笑顔になる絵本を作りたい」という思いから生まれた絵本です。赤ちゃんは黒・白・赤などコントラストの強い色や、目と口のある「かお」に注目するといわれています。厚紙に耐水コーティングが施され、よだれで濡れても破れにくく安心。穴あきのしかけ部分も、断面がなめらかです。
英語
１２月は「You're Welcome（From Moana）」と「Jingle Bells」を見ました。
「You're Welcome（From Moana）」は、南国の陽気なリズムに、子どもたちも体を揺らしながらノリノリで楽しんでいました。
園内はツリー飾りやリース制作で、クリスマスムード満点。「Jingle Bells」では、折り紙で作ったサンタクロースの指人形を指につけ、ノリノリで口ずさんでいました。
はちみつが大好きなくまのプーさんが、空想の中で、はちみつの世界へ！
大好きなはちみつに囲まれながら、プーさんが歌います。
歌に合わせて「Wash, wash, wash your hands♪」と手をこすり合わせる動作をしながら、正しい手洗いの習慣を身につけていきたいです。
音楽（うた）
１２月は「「あわてんぼうのサンタクロース」と「サンタが街にやってくる」を歌いました。
元気なリズムに合わせて手拍子をしながら笑顔で歌ったり、「サンタくるかな？」と友だちと顔を見合わせたりする姿がとても可愛らしかったです。
歌詞を口ずさみながら体を揺らし、クリスマスを心待ちにする気持ちが、歌声いっぱいにあふれていました。
「ゆき」
だんだんと寒くなり、窓の外をのぞきながら「ゆき、ふるかな？」と期待いっぱいの子どもたち。歌が始まると、手をひらひらと動かして雪が舞う様子を表現したり、友だちと顔を見合わせながら楽しそうに歌ったりしています。寒い冬も、歌声で保育室があたたかくなる時間です。
「まめまき」
「おにはそと！」と元気な声が保育室に響きます。鬼の顔を思い浮かべながら、少しドキドキした表情を見せつつも、リズムに合わせて大きな声で歌う子どもたち。節分に向けて、行事を楽しみにする気持ちが育っていくと嬉しいです。
「鬼のパンツ」
「つよいぞ〜」の歌詞に合わせて、腕をぐっと曲げたり足踏みをしたりと、全身を使って表現する子どもたち。
鬼になりきった表情や、友だちと笑い合う姿がとても可愛らしいです。繰り返し楽しむ中で、自然と動きも大きくなっています。
