2025年1月 ゆい保育園だより

今年も残りわずかとなりました。園ではクリスマス会を行いました。サンタさんが登場すると、目を丸くして見つめたり、少し照れた表情を浮かべたりと、一人ひとりの反応がとても微笑ましかったです。プレゼントを受け取ると嬉しそうに大切そうに抱える姿も見られ、心あたたまるひとときとなりました。新しい年を迎える1月も、子どもたちが安心して笑顔で過ごせるよう、丁寧に保育を進めてまいります。
1月の行事予定
15日 地震避難訓練
近隣での火災発生を想定した訓練を行います。
20日 身体測定
保健だより
毎日の手洗いで守ろう!冬の健康習慣
寒さが増し、体調を崩しやすい季節となりました。
園では、外遊びの後や食事の前など、日々の生活の中で手洗いを大切にしています。子どもたちも少しずつ慣れ、自分で洗おうとする姿が見られるようになってきました。感染症予防には、毎日の手洗いを無理なく続けることが大切です。
今回は、ご家庭でも取り入れやすい手洗いのポイントと、続けるための工夫をご紹介します。
■手洗いの方法
手洗いは、8つのステップで覚えられます。
1.流水でよく手を濡らし、石けんをつけて手のひらをこする
2.手の甲を伸ばすようにこする
3.指先や爪の間を念入りにこする
4.指の間を洗う
5.親指と手のひらをねじるように洗う
6.手首も忘れずに洗う
7.手全体をしっかり流す
8.タオルやペーパータオルでよく拭く
上記の流れを、子どもにも分かりやすく紹介している動画です。
ご家庭での練習にぜひご活用ください。
子どもでも簡単に手洗いが出来る動画
■手洗いを習慣づけるための工夫
・遊んだ後、ごはんの前、トイレの後など、手洗いのタイミングを決める
・「一緒に洗おうね」と声をかけ、親子で楽しく行う
・できたときは「上手だね」「きれいになったね」としっかり褒める
成功体験を重ねることで、手洗いが自然な習慣になっていきます。
■まとめ
感染症予防の基本は、毎日の手洗いです。
ご家庭でも園と同じように、手洗いの時間を大切にしながら、元気に冬を過ごしていきましょう。
食育だより
受け継がれてきた、日本の伝統食
早いもので、今年も残りわずかとなりました。年末年始は、いつもより家族で過ごす時間が増え、日本ならではの行事や食文化に触れる機会も多くなります。
1月は、お正月をはじめとした日本の伝統食に親しむのにぴったりの季節です。食事を通して、季節や文化を感じるひとときを楽しんでみましょう。
■1月に親しみたい日本の伝統食
・おせち料理
お正月に食べるおせち料理には、一つひとつに意味や願いが込められています。
黒豆には「元気に過ごせますように」、栗きんとんには「豊かな一年になりますように」など、家族の健康や幸せを願う気持ちが伝えられてきました。
・お雑煮
地域や家庭によって具材や味付けが違うのも、日本の伝統食ならでは。「おうちの味」を家族で一緒に味わう時間も、大切な食の思い出になります。
・七草がゆ(1月7日)
お正月のごちそうで疲れた胃腸を休め、無病息災を願って食べられてきた行事食です。やさしい味わいで、体をいたわる意味があります。
■ご家庭で楽しむ、伝統食のひと工夫
・「これはお正月に食べるごはんだね」と、いつもと違う特別感を伝えてみましょう
・お雑煮や七草がゆなど、家族で一緒に味わうのもおすすめです
・黒豆や七草など一品だけ取り入れるだけで、立派な伝統食体験になります
「今日はどんな日かな?」と話しながら食べる時間が、
子どもたちにとって季節や日本の文化にふれる、楽しい思い出につながります。
■まとめ
日本の伝統食には、家族の健康や幸せを願う、昔からの知恵や想いが込められています。
特別なことをしなくても、行事を少し意識して食卓を囲むだけで、子どもたちの心に残る食の経験になります。
新しい一年も、ご家庭なりの形で日本の伝統食を楽しみながら、元気に過ごしていきましょう。
お家の方へのお願い
すべての持ち物に記名をお願いします
お子様の持ち物すべてに、わかりやすくお名前のご記入をお願いいたします。特に、新しいお洋服に記名がない場合や、お洗濯などで記名が薄くなっている場合がございます。年内に今一度、ご確認いただきますようご協力をお願いいたします。
ゆい保育園教育カリキュラム
モンテッソーリ教育のお仕事

せんたくばさみは、指先の力を使って開く・挟むという一連の動きの中で、親指・人差し指・中指を意識的に使う経験を重ねることができます。指先の巧緻性、集中力と忍耐力、目と手の協調性、問題解決力、達成感と自己肯定感が養われます。

色とりどりのせんたくばさみを手に取ると、まずは「これ何色?」と色に興味を持ち、はじめは上手く力が入らず苦戦する姿もありましたが、何度も挑戦しているうちに「できた!」と笑顔で見せてくれるようになり、集中して黙々と取り組む様子が見られました。指先の力加減や動きがだんだん上手になってきています。
創造(造形)

12月は「クリスマス帽子」の制作をしました。保育室にクリスマスの飾りが付いたり保育中の音楽もクリスマスの曲が流れ、子どもたちもクリスマスの雰囲気を感じてくれているようです。手型スタンプをとってサンタさんのおヒゲにして、月齢に合わせて目や口はシールを貼ったり、クレヨンで描きました。「できたー!」「おめめはなにいろかな〜」「サンタさんくるかな〜」と嬉しそうに作っていた子どもたちでした。
1月は「だるまさん」の制作を予定しています。福笑いのようにだるまさんの目や口を貼り付けて、遊びながら進めていきたいと思います。
読み(絵本)
1月のおススメの絵本(紙芝居)を紹介します。
気になる絵本があったら、是非書店に足を運んでご覧になってください。
十二支の動物たちが登場して言葉がどんどんつながっていきます。しりとりを通してことばあそびを楽しみながら、干支にもふれることができる一冊です。

お正月、しろくまさん一家もあざらしさん一家も「すいすいたこたこ」と凧ではなく蛸あげをしています。そのうちお囃子が聞こえてきて、南の国からライオンさんの獅子舞がお祝いにかけつけてくれました。こんな楽しいお正月があったらいいですね。賑やかな雰囲気とかわいいイラストで楽しめるお正月の絵本です。

英語
12月は「Jingle Bells」と「You're Welcome(From Moana)」を見ました。「Jingle Bells」では、鈴やタンバリンなどの楽器も使って楽しみました。歌に合わせてシャカシャカと音を鳴らしながら、「ジングルベル♪」のフレーズを繰り返し口ずさむ子どもたち。クリスマスらしい明るいメロディと楽器の音が合わさって、楽しい雰囲気に包まれていましたよ。
歌に合わせて「Wash, wash, wash your hands♪」と手をこすり合わせる動作をしながら、正しい手洗いの習慣を身につけていきたいです。
はちみつが大好きなくまのプーさんが、空想の中で、はちみつの世界へ!大好きなはちみつに囲まれながら、プーさんが歌います。
音楽(うた)
12月の歌は、「あわてんぼうのサンタクロース」と「おもちゃのチャチャチャ」と「お正月」でした。「あわてんぼうのサンタクロース」と「おもちゃのチャチャチャ」は楽器での演奏も楽しみました。歌に合わせてリズムよく手拍子をしながら、色々なおもちゃを思い浮かべて歌いました。
「ゆき」
冬ならではの童謡です。「ゆきやこんこ あられやこんこ♪」の歌詞に合わせて、雪が降る様子を手で表現したり、犬が跳ねる様子をまねしたりして、寒い季節を楽しみながら歌いたいと思います。
「ぞうさん」
ゆったりとしたテンポのこの歌では、「おはながながいのね~♪」と優しい声で歌うことで、動物への親しみや思いやりの気持ちを育んでいきたいと思います。手でぞうの鼻の形を作る遊びも取り入れてみたいです。
「ずいずいずっころばし」
昔ながらのわらべうたを使った、テンポのよい手遊びです。手のひらを合わせてトントンしたり、歌に合わせて体を左右に揺らしたりしながら楽しみます。リズムの面白さや繰り返しの言葉に自然と体が動き、全身で表現しながら参加できる手遊びです。

